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6月2日 戻ってきました
2005/06/02(Thu)
20050602213807.jpg

一週間のご無沙汰でした。東京に戻ってきました。実は、急遽田舎へ行っていました。このブログに書こうかどうしようか迷ったのですが、少しだけお話します。

先々週まで、東京の家で祖父と一緒に暮らしていました。祖父は95歳でした。一般的に言う介護の状態でしたが、わがままを全く言わず、言われた通りに素直にうなずくだけの状態でした。ごはんも「おいしいか」と聞けば必ず「おいしいよ」と言うかうなずく祖父でした。一日で22時間ぐらいはベットで横になっている状態でしたが、かんたんな質問にはちゃんと返事をしていました。一人で歩いたりトイレに行ったりする事は出来ませんでしたが、手を貸せば5メートルぐらいは歩くことが出来ました。

そして、三週間前から軽い風邪を引いてごはんが食べられなくなり、一週間ぐらい調子が悪い状態が続いて、おかゆも飲み込むことができず、ゼリーやプリンを4口ぐらい食べるぐらいでした。水も飲み込むのがすごく大変な状態になり、先々週、このままでは危険と判断し車で田舎へ連れて行きました。祖父は一日だけ自宅に泊まり、翌日から入院していましたが、先週末、天国へと旅立ちました。

田舎の家に着いた時、「ここは自分の家だな?」と言ったのがちゃんと言葉として確認できた最後の言葉だったようです。家に帰りたいと何度も言っていたので、最後に自宅へ戻ったことが分かって良かったと思っています。本当に眠ったままの状態で静かに息を引き取ったと聞きました。私が田舎へ着いた時、声を掛ければ起き上がりそうでした。

親戚中、またお悔やみに来ていただいた方も、「自分もあのような最後でありたい」と話していました。最後の最後まで「見習いたい」と思うような祖父でした。でも、私たち親類は全員悔いがありません。それぞれ自分が出来ることを精一杯やってきたので、いるはずの人がいなくなってしまう悲しさはありますが、「ああすればよかった」とか「こうしておけば良かった」という心残りが無いので、自分の親の時も悔いの無いようにしておかなければと思いました。

毎日、何気なく過ごしてそのまま過ぎ去ってしまう人生ではなく、振り返った時に思い残しの無い日々を過ごしていきたいと、今まで以上に強く思いました。
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コメント
-  -
そうですか、、、そうでしたか。。。
ワタシもこうして幸せに人生をまっとうしたいです。
おじいさまも、素敵な方々に囲まれて幸せだったでしょうね。
それに、最後は家で・・・というのもとても分かります。
病院のあの無機質な空間ではいくら医療が整ってるといっても全然落ちつかないですよね。
医療の発達=家でも同じような環境で治療できる日が来ることを願うばかりです。
2005/06/03 07:19  | URL | cinq-etoiles #-[ 編集]
-  -
そして、お悔やみ申し上げます。
すばらしいおじいさまですね・・・
最後に家で過ごせたのは・・・
本当に良かったです。
良かった・・・という言葉も変なのですが・・・
おじいさまも 周りの方も 本当に
やさしい雰囲気で、しあわせって
こんなことではないだろうか・・・と、思えました・・・
わたしも、そのときまで・・・
大切に時間を過ごしたいものです。
2005/06/03 22:20  | URL | sarajya #-[ 編集]
-  -
☆cinq-etoiles さん
そうですね~。幸せに人生を全うするのは
なかなか難しいことですが、そうありたいですね。
今の介護制度では、親孝行したくても難しいのが
現状です。もっと制度が変わって、自宅でも病院と
同じような状態でいられるようになることを願っています。

☆sarajyaさん
ありがとうございます。生まれた家以外で暮らした
事が無いので、私達もいろいろ考えたのですが
介護のことを考えると、どうしても東京に連れて
くるしかありませんでした。老人ホームや病院で
長期に過ごさせる気は無かったので、最善の
方法だったと思っています。
私も人生を一つ一つ丁寧に過ごしていきたいです。
2005/06/04 02:12  | URL | 紫苑 #-[ 編集]
-  -
 おじい様のご逝去につき、お悔やみ申し上げます。95才というと大往生ですよね。高齢の方が多いここ南仏でも、そう言われると思います。
 おじい様、介護中もわがままを言う事がなく、自宅に戻ったのがちゃんとわかり、眠るように息を引き取ったとのこと、本当に素晴らしいですね。見習いたいとおっしゃった皆さんに、私も同感です。。。
 紫苑さん、介護お疲れ様でした。さらりと書かれているけれど、やはりご苦労も多かったのではないかとお察し致します。最後の一文、私の心にもじんと来ました。ホント、人生に悔いのないように、一瞬一瞬を大切にしていきたいですね。
2005/06/05 15:24  | URL | TOMO #y.yCAl.c[ 編集]
-  -
☆TOMOさん
ありがとうございます。みなさんにお気遣い
いただいて、とても嬉しいです。
介護が本当に大変になったのは、5月になってから
ぐらいなので、家族としてはそれほど苦労が多かった
気がしていないんです。ただ、何も考えずに庭へ
出たり、食事を作ったり、買い物に出かけたりと、祖父の
側に誰もいる必要が無い状態となってからは結構
神経を使っていたのかもしれないと思うようになりました。
でも、「とても良い経験が出来たね」と家族で話しています。
いずれは老いていく両親や自分自身の老後を考える
ことが出来るし、貴重な体験だったと思っています。
2005/06/06 05:52  | URL | 紫苑 #-[ 編集]
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